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本ブログでは、既にCloudflareのアカウントをお持ちでEnterprise契約が行われたことを前提として記載しています。

ブログの大きな流れは以下の通りです。

  • 実作業紹介
  1. 事前準備: New Relic API Keyの取得
  2. Cloudflare上でのログ転送設定作成
  3. New Relic Logsのログ受信確認
  • New Relic Dashboardの作成例紹介

上記の実作業の所要時間は、おおよそ10分程度の見込みです。これらの一連の作業は、既にNew Relicのアカウントをお持ちの方を想定しています。もし、New Relicアカウントをお持ちではない場合、こちらより、Freeアカウントを取得して下さい。

1. 事前準備: New Relic API Keyの取得

  • こちらのブログの手順に従って、ライセンスキー(Ingest - License)を取得してください。ここで取得したライセンスキーは、Logpush設定の最後の方で設定するdestinationの指定で用います。
  • ご利用になられているNew RelicのアカウントがUS設定かEU設定かによってdestinationに設定するURLが変わります。
    • USを利用している場合: "https://log-api.newrelic.com/log/v1?Api-Key=<NR_LICENSE_KEY>&format=cloudflare"
    • EUを利用している場合: "https://log-api.eu.newrelic.com/log/v1?Api-Key=<NR_LICENSE_KEY>&format=cloudflare"
  • 得られたAPI KEYの値を用いて上記の<NR_LICENSE_KEY>部分を上書きしたものが、destinationに設定するURLになります。こちらは後ほど用いますので、お手元に記録しておいてください。

2. Cloudflare上でのログ転送設定作成

  • Cloudflare Dashにログインし、対象のゾーンにアクセスします。
  • アクセス後、左ペインよりAnalytics → Logsを選択します。
  • Logpush設定の画面が表示されますので、Connect a serviceボタンをクリックし、詳細の設定画面にアクセスします。
  • Datasetを選択する画面が表示されるので、ログとしてNew Relicに送信したいデータセットを選択し、画面右下のNextボタンをクリックします。
    • 補足1: データセットを選択することで当該データセットのタイルがハイライトされ、画面右下のNextボタンがクリックできる様になります。
    • 補足2: 以下のステップは、HTTP requestsを選択した場合の画面表示令を用いますが、実行する内容は、その他のデータセットを選択した場合も同じです。
  • desitionationの選択画面が表示されますので、New Relicを選択し、Nextボタンを押します。
  • Destinationのendpointを指定する画面が表示されるため、事前作業を作成したURLをHTTP endpointに記載します。記載後、Validate accessボタンをクリックします。
  • Cloudflareにてログの送信が行えるかなどの確認を実施し、検証が完了すると、Logpushの設定を展開することができるようになります。右下のPushボタンをクリックし展開を行います。
  • Logpushの画面にて作成した設定が表示されますので、展開が完了するまでお待ち下さい。

3. New Relic Logsのログ受信確認

  • New Relicにアクセスし、メニューよりLogsにアクセスします。
  • LogsのUIにて、Cloudflareのログ受信を確認できたら、ログ連携の設定は完了です。

New Relic Dashboardの作成例紹介:

CloudflareのログをNew Relicに連携することで以下のダッシュボードを作成することができるようになります。