New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2023年6月分のアップデートを抜粋してご紹介します。

[Synthetic] URLを設定するだけでサイトの健全性を確認

URLを設定するだけでサイトの健全性を確認できるWeb Performance Monitoringがリリースされました。様々な情報を自動収集して稼働状況やパフォーマンス品質を簡単に確認できます。
Increase user engagement
Continuous web performance monitoring made easy

[NRQL] Lookupテーブルをアップロードし、NRQLで分析可能に

CSVをアップロードすることでNRQLで分析できるLookup機能がリリースされました。JOIN句と併用することで、NRQLの分析結果をよりリッチに表示することが可能です。
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[Alerts & AI] アラート通知にタイムゾーンを指定した時刻が設定可能に

アラート通知のメッセージにタイムゾーンを指定した時刻を追加できるようになりました。日本のタイムゾーン(JST)を指定することにより、Issueが作成/クローズされた日時などを日本時間で表示できます。
公式ドキュメント

[Security] Amazon Security Lake LogsをNew Relicで統合可視化

Amazon Security Lakeで複数の地域、VPC、AWSアカウントのログを簡単にNew Relicに連携することができるようになりました。セキュリティ関連の膨大なログを意味ある形で可視化して詳細な分析をすることが可能です。
Blog

[Mobile] クロスプラットフォームサポート

.NET MAUIとXamarinのエージェントがリリースされました。C#のエラーやクラッシュをキャプチャして、問題をすばやく特定できます。
Xamarin agent v0.0.1
.NET MAUI agent v0.0.1

[SLM] SLIのクエリでワイルドカードが使用可能に

Service Level のSLI設定のクエリでワイルドカード(%)を使えるようになりました。異なるMetricNameのメトリクスでもワイルドカード(%)を使うことで集計してSLIを設定できます。
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[APM] トランザクションから分散トレースをシームレスに表示

トランザクションから関連する分散トレースにシームレスに遷移できるようになりました。より迅速にアプリケーションの詳細分析が可能となります。
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[Kubernetes] 大規模なクラスターの健全性を新UIで可視化

Kubernetesクラスターのサマリー画面が新しくなりました。大規模なクラスター全体の健全性をすばやく確認しやすくなっています。
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[Logs] ログUIデザインの改善より直感的なUXに

LogsのUIが新しくなり、主要な機能をページ上部の検索バーの横に配置することで可視性が向上しました。
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[User Management] Googleログインでお手軽サインアップ

Googleの個人アカウントやGoogle Workspaceアカウントでログインやサインアップができるようになりました。
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各種アップデートは以下の公式ページでも発信しておりますのでRSSフィードを購読してみてください。