本ブログは、Plan to upgrade Alert Notification Channels to Workflows and Destinationsの抄訳記事です。
すでに別のブログ「アラートとAI機能に関する大規模変更について」でもご案内している通り、従来アラートの通知先として設定しているNotification Channelが廃止され、WorkflowとDestinationへと移行される予定です。WorkflowとDestination機能は、これまでのアラート通知先の設定として利用されていたNotification Channelをリプレースするものです。私たちは、全てのお客様のアカウントについて新しい機能が利用できるようにアップグレードする予定です。UIで管理されているアカウントの手間と混乱を最小限に抑えつつ、APIユーザーに自動化を更新する時間を与える方法でこれを行います。
新しいWorkflow/Destinationsの利用方法については「柔軟になったアラート通知設定を活用してインシデント対応を効率化する」を参照ください。
詳細
- 2022/8から2023/1にかけて、私たちは各アカウントについて自動的にWorkflowとDestinationsを作成し、既存のAlert Policyに定義されたNotification Channelを自動で移行します。
- 移行後は、お客様は作成されたWorkflowを確認して最適化できます。WorkflowによってこれまでのNotification Channelよりも柔軟かつ効率的にアラートの通知方法を管理できるようになります。
- 自動的な移行ができない一部のお客様についてはアカウントチームからコンタクトさせていただきます。
- 移行は、すでにご利用中のNotification Channelの種別に基づいて行われます。アカウントを複数お持ちの組織の場合、アカウントによって移行タイミングが異なる場合があります。
- 新しい通知方法には”User"タイプのDestinationはありません。これはEmailとMobile Pushに置き換えられます。
- なお、既存のNotification Channel、および、Notification ChannelとAlert Policyの関連付けのためのAPIは2023/6まで利用可能です
現時点での予定
以下は2022/7/14時点での予定です。スケジュールについては状況に応じて変更されます。
開始日 | 完了日 | 移行対象のアカウント |
---|---|---|
開始日2022/8/21 | 完了日2022/8/23 | 移行対象のアカウント完了:Notification Channelとして、メールだけを利用しているアカウント |
開始日2022/8/29 | 完了日2022/9/1 | 移行対象のアカウント完了:Notification Channelとして、Userを単独で、もしくはメールと組み合わせて使用しているアカウント |
開始日2022/10/10 | 完了日2022/10/13 | 移行対象のアカウントNotification Channelとして、Slackを単独でもしくは上記のいずれかと組み合わせて使用しているアカウント |
開始日2022/10/25 | 完了日2022/10/31 | 移行対象のアカウントNotification Channelとして、PagerDutyを単独でもしくは上記のいずれかと組み合わせて使用しているアカウント |
開始日2023/1/15 | 完了日2023/1/31 | 移行対象のアカウントWebhooks, xMatters, Opsgene, VictorOps |
関連情報
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