本記事は OpenTelemetry という技術や OpenTelemetry を New Relic でモニタリングする方法については紹介しません。
OpenTelemetry について学びたい場合は OepnTelemetry について紹介しているブログがございますので是非ご一読ください。
OpenTelemetryで計測されたサービス用の更新されたJVMsページにより、どのサービス・インスタンスが異常または不健全なパフォーマンス・パターンを持っているかを特定することができます。任意の数のインスタンスにわたって、主要なサービスの健全性とJava仮想マシン(JVM)メトリクスを比較することができます。
OpenTelemetry で計測された JVM インスタンスの比較をする
JVM インスタンスの分析におけるワークフローを1つご紹介致します。
OpenTelemetry サービスの UI から JVMs をクリックすると JVM の一覧が表示されます
表示された JVM の一覧から興味深い JVM を選択しましょう。
以下のような観点から選択をすることができます。
- 画面上部のフィルターバーで絞り込みます。
- ソートしてエラーレートが高いなどの異常値を見つける。
調査したい JVM を選択する際には左側のチェックボックスを選択することで選択対象になります。
今回はスループットの多い上位3つの JVM を選択しています。
選択後、ディスプレイに表示される Compare をクリックすると JVM ごとのランタイム・メトリクス情報が表示されます。
Next Steps
今回のアップデートにより OpenTelemetry で動いている JVM の詳細な分析ができるようになりました。
New Relic はエージェントのオープンソース化や OpenTelemetry での可観測性機能の提供など、オープンソースでの計装への全面的な取り組みを行なっており今後も更なるアップデートを予定しております。
今回のアップデートのみならず OpenTelemetry での計測を New Relic で行なって頂き是非フィードバックをお寄せください。
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