AI機能(AIOps)は今年New Relicが注力する分野の一つです。早速、本日から「Proactive Detection」という新機能がご利用いただけるようになりました。しばらくの間、APMのProユーザーの傾けに無償でご利用いただけますので、ぜひご利用いただきフィードバックをお寄せください。

詳細な機能はProactive Detection with New Relic AIに記載がありますので、本記事では簡単に紹介します。

Proactive DetectionはNew Relic Alertsのアラート機能とは独立して通知を行います。今のところ、Slack通知とWebhook通知がサポートされています。Proactive Detectionは、APMエージェントからレポートされたメトリクスデータを使って、あなたのアプリケーションの振る舞いをモデル化します。その上で、スループット、レスポンスタイム、エラーといったゴールデンシグナルにフォーカスします。それらのゴールデンシグナルの異常な振る舞いを検知した場合、通知を行い、通常の振る舞いに戻るまで追跡します。New Relic AIはあなたのシステムに加えられた変更を適用し、モデルをアップデートします。

設定方法は簡単です。one.newrelic.com を開き、New Relic AIをクリックします。

Proactive Detection > Notificationsを開きます。Slackもしくはwebhookを選びます。

Proactive Detectionを利用したいNew Relicアカウント、アプリケーションを選び、Slackの場合であれば通知先のチャネルを指定し、設定に名前を付けて有効化します。
以上で設定は完了です。従来のアラートですと、アラート条件をメトリクスごとに設定していく必要がありました。従来のアラートをより関連させ改善させる機能も提供していきますが、今回のProactive Detectionではアプリケーションを指定するだけですぐに利用できるようになるのが便利になった点です。
Slackで通知を受けた場合、このようにフィードバックをお願いすることがあります。お客様に便利な機能になるよう、ぜいぜひフィードバックをお願いします!
Proactive Detectionを含めたNew Relic AIの機能をもっと知りたい方はお問い合わせください。