オージス総研「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」を提供開始
~大阪ガスのAWS監査基盤構築の実績・ノウハウを活かしたクラウド運用自動化ツール「Cloud Arch」にNew Relicのダッシュボードを統合~
株式会社オージス総研(本社: 大阪市西区、代表取締役社長:吉村 和彦、以下 オージス総研)は、デジタルビジネスにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを提供する New Relic 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小西 真一朗、以下 New Relic)と、オブザーバビリティプラットフォーム「New Relic」の販売パートナー契約を締結しました。オージス総研は、自社が提供するクラウド運用自動化ツール「Cloud Arch」にNew Relicのダッシュボードを組み込んだ統合ソリューション「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」の提供を本日より開始します。AWSでのセキュリティを可視化し、CSPM(クラウドセキュリティ態勢管理)をオブザーバビリティの一部として管理することが可能になります。今後3年間で30社への導入を目指します。
オージス総研が2021年より提供する「Cloud Arch」は、親会社である大阪ガス株式会社(以下 大阪ガス)のAWSセキュリティ監査基盤の構築実績およびITシステムの運用実績を活かし、ハイブリッドクラウド環境の一元監視・運用自動化を行うソリューションです。クラウドの運用作業、維持管理作業の自動化からコスト/セキュリティ診断と最適化、システムの統合監視までを行うことができ、ITシステムの運用コストを最大30%削減しながら、IT人材不足の課題にも対応します。
大阪ガス向けのITシステム運用業務では、「Cloud Arch」の導入により作業を自動化することで、年間 15,300時間の運用工数の削減効果を実現しています。近年はDaigasグループ全体でのAWSの利用拡大に伴い関連セキュリティの強化も求められる中で、AWS監査基盤を構築しセキュリティ監査の自動化を進めています。
しかし、従来の課題として、AWSの既存機能だけで監査基盤を実装した場合、大量に発生するアラートが運用負荷になることも多く、日々のセキュリティイベントの可視化・分析や、企業に合わせた独自ルールの設定、また組織を横断しての管理も難しいという課題がありました。
そこで、オージス総研では大阪ガス向けの運用実績を活かし、業界共通の課題に応えるため「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」の提供を開始します。「Cloud Arch」に、New Relicによる設定情報監査とダッシュボード機能が加わることで、異変の検知やセキュリティルール準拠状況が全社横断で確認しやすくなるとともに、お客様独自のセキュリティルールにも柔軟に対応しながら、システムのクラウド化を支えるものとなります。また、「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」で検知したイベントのアラート通知にAI機能を連動させることで、運用エキスパートと同等のレコメンドを提供する機能も提供予定です。
オージス総研およびNew Relicは今後も連携して協同ソリューションの付加価値を高め、AWSの普及に比例して増大する高品質かつ高効率なセキュリティ監査基盤の構築とその運用自動化の需要に応え、お客様のビジネス成長を支援してまいります。
オージス総研 取締役 執行役員 森内清司氏 コメント
「オージス総研は大阪ガスのIT子会社として、30年以上に渡り、大阪ガスのシステムを安定稼働させてきた技術力に高い評価をいただいています。当社の『Cloud Arch』は、ITシステム運用の生産性をアップし、課題となっているIT人材不足の解消や運用コスト・人為ミスの削減を実現するソリューションです。New Relicというオブザーバビリティ分野でのパートナーと協力することで、さらにお客様のDX化に向けた運用課題の解決を支援してまいります。」
New Relic 代表取締役社長 小西真一朗 コメント
「大阪ガスを始め多くの企業のクラウド運用実績を持つオージス総研とのパートナーシップに期待しています。同社のソリューションとNew Relicのオブザーバビリティの組み合わせは、国内企業のデジタルビジネスの競争力向上や、ガバナンスの強化を支援するものとなります。」
■「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」の概要
昨今、データセンターでの集約型からアプリケーション個別でのクラウド利用増加により、手動でのセキュリティ監査対応は難しくなってきています。その一方で、クラウドの設定誤りによるセキュリティインシデントが発生しており継続的なセキュリティ監査が重要となっています。
「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」では、AWS ConfigとAWS CloudTrailを利用した独自セキュリティルールによる監査と、New Relicのセキュリティダッシュボードによる各システムの対応状況の見える化により、迅速に継続的なセキュリティ監査を実現します。また、お客様独自のセキュリティルールに対しても柔軟に対応し、システムのクラウド化をセキュリティ面から支援します。
サービス概要図
セキュリティルール遵守状況をダッシュボードで可視化・分析
「AWS監査サービス powered by オブザーバビリティ」の詳しい機能などの詳細につきましては下記よりお問い合わせください。
https://www.ogis-ri.co.jp/forms/cloudarch_inquiry_main.html
また、オージス総研では、オブザーバビリティの機能を有した「運用自動化ソリューション Cloud Arch」を展開しております。Cloud Archについては、下記サイトをご覧ください。
https://www.ogis-ri.co.jp/feature/cloudarch/index.html
■ New Relicのファクトシートやロゴ等は、以下からご確認いただけます。
https://newrelic.com/jp/about/media-assets
■株式会社オージス総研について https://www.ogis-ri.co.jp/
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年
資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社 100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティなど。
大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールモデリングを重視したルールベース開発(BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。
製品およびサービス:システム開発、IT基盤運用・保守、セキュリティ、基幹業務、分析業務、コンサルティング、研修・トレーニング
■New Relicについて
2008年に創業したNew Relic は、業界におけるリーダーとして、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム」を提供しています。デジタルビジネスを構成するアプリケーションやインフラストラクチャだけでなく、ユーザー側の顧客体験状況までをも観測可能にするため、企業はデジタルサービスの障害検知、顧客体験の低下検知、潜在的な問題やボトルネックを早期特定し解決するDevOps チームを生み出します。これにより、企業は取り組むべきデジタル変革を、計測可能な戦略へと変化させることができます。New Relicの全世界顧客数は16,000以上、Fortune 100企業の過半数で採用されており、日本でも数百社を超えるお客様のデジタル変革を支援しています。New Relicが支持されている理由は、newrelic.com/jpをご覧ください。
※New Relic は、New Relic, Inc.の登録商標です。
※本文書内の製品名および会社名は全て、それらの登録名義人の商標である場合があります。
【このプレスリリースに関するお問合せ先】
New Relic株式会社 マーケティング部 広報担当:佐藤
Email: japan_pr@newrelic.com
共同ピーアール株式会社(New Relic株式会社 広報代行)
E-mail: newrelic-pr@kyodo-pr.co.jp
担当/TEL:児玉(070-4303-7256)、干場(070-4303-7261)、田村(070-4303-7254)、本田(070-4303-7350)
将来予想に関する記述
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New Relicについて
アプリケーションパフォーマンス監視(APM)が発案されて以来、New Relicは最先端のプラットフォームとしてオブザーバビリティの最前線に立っており、デジタル体験の中断を解消します。adidas Runtastic、米国赤十字社、Domino’s、GoTo Group、Ryanair、Topgolf、William Hillといった世界中の企業がNew Relicを利用して、より優れたデジタル体験を創造し、収益を最適化し、イノベーションをリードしています。 www.newrelic.com.